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D2Cビジネス情報
2023.2.13
【自社ブランド】アパレル立ち上げの方法や成功事例をご紹介
D2C 立ち上げ

 

自社のアパレルブランドを立ち上げる4つの方法

D2C 服

自社アパレルブランドの立ち上げには、必須の資格や経験を必要としていないため、誰でもアパレル市場に参入できます。

そのため、ブランドの立ち上げを行うに至ったバックグラウンドや叶えたい夢など、行動力を活かして事業展開している企業が多いのが特徴です。

自社のアパレルブランドを立ち上げる方法は大きく分けて4つあります。

  • ・実店舗で開業する
  • ・フリマやポップアップショップに出店
  • ・ネットショップで立ち上げ
  • ・クラウドファンディング

それぞれ必要な資金や開業方法が異なるため、詳しく解説します。

実店舗で開業する

自社アパレルブランドを立ち上げる方法の1つに実店舗で開業する方法があります。

実店舗での参入は、アパレルブランドとしての権威性や信頼度の高さを表す販売方法といえるでしょう。

商品を手に取ってもらえたり、消費者の年齢層や属性だったりを、実際に確認しながら消費者の反応を見れるのは実店舗のメリットです。

一方、コストがかかりすぎるため、リスクが大きすぎる可能性があります。

出店する場所によっては、土地を購入する、店舗を建設する、出店費用を支払う、テナント家賃を支払うなど、さまざまなコストが発生します。

また、出店に関わるコストだけでなく、店舗を運営する人件費やキャンペーンやサービスの告知を行うポップの準備など、追加のコストが発生するため、それらを賄える人材や資本が必要です。

実店舗の開業は、自社アパレルブランド立ち上げ方法の中で、最もコストのかかる方法といえますが、その分消費者からの信頼度は最もあります。

0からのスタートとしておすすめとはいえないとはいえ、事業拡大に伴い実店舗の出店に向けた事業戦略を行ってもよいでしょう。

フリマやポップアップショップに出店

自社アパレルブランドを立ち上げる方法として、フリーマーケットやポップアップショップを活用する方法があります。

県や地域によって、出店難易度は異なってしまいますが、「フリーマーケット 出店」や「ポップアップショップ 募集」など、インターネットで検索を行うと開催場所が出てくる場合があります。

店舗を持たない期間限定での販売ですが、店舗と同じように消費者に対応できるため、実際に店舗を構えて商品が売れるか試してみたい方におすすめの出店方法といえます。

また、ECサイトなどのネットショップを立ち上げてから、店舗販売の準備として活用されているケースも多く、他の販売方法と合わせて行ったりノウハウを蓄積する目的で出店してみたりと、店舗を持たない特性を活かして効率的に運用するといいでしょう。

一方で、期間限定的な店舗販売となるため、長期的な運営には向いていないため、自社アパレルブランドとして長く運営していくには向いていません。

どちらかというと、短期的な資金回収を目的とした販売方法となるので、フリーマーケットやポップアップショップをメインの販売方法にする際は、注意が必要です。

ネットショップで立ち上げ

自社アパレルブランドとして、もっともポピュラーな方法といえるのが、ネットショップで立ち上げる方法といえるでしょう。

他の出店方法に比べて、リスクが少なくリターンが大きいため、本格的な業界参入を目指す自社アパレルブランドの多くはネットショップで販売しています。

ネットショップでの販売方法は「自社ECサイトを構築して販売する方法」「ECモールに出店して販売する方法」があります。

自社ECサイトでの販売は、ECサイトの構築費が必要なものの、サイトに訪れたお客様の行動を分析したり、SEO対策やリスティング広告で宣伝したりなど、インターネットを活用した販売戦略を多岐にわたって展開できる特徴があります。

ECサイトでの出店方法について詳しく知りたい方は「【初心者向け】ECサイトの作り方を紹介|ECサイトの運営方法も解説」をあわせてご覧ください。

ECモールに出店して販売する方法は、ECモールに販売される商品を登録し、商品が販売された場合一定の手数料を支払うことで、商品の掲載をしてもらうサービスです。

ECサイトを構築する必要がないため初期コストの低さが魅力ですが、宣伝方法が限られる特徴があります。

ネットショップで販売する場合、自社のアパレルブランドのコンセプトと照合しながら、どの販売方法がよいのか考えながら出店しましょう。

クラウドファンディング

出店方法とは少し異なりますが、クラウドファンディングで集めた資金で、自社のアパレルブランドを立ち上げる企業も多いです。

そもそもクラウドファンディングとは、群衆を意味する「クラウド」と資金調達を意味する「ファンディング」を組み合わせたビジネス用語です。

一般的に、資金調達は投資家からの出資や銀行などの金融機関からの借入が基本です。

しかし、クラウドファンディングでは「手軽さ」や「拡散性の高さ」、「テストマーケティングにも使える有用性」といった点が魅力の新たな資金調達の仕組みとして活用されています。

クラウドファンディングを活用する最大の魅力は2点あり、出店前から興味関心の高いユーザーへのプロモーション、支援者の共感を資金に変えノーリスクで出店を行える環境づくりです。

多くのユーザーを惹きつける綿密なブランドコンセプト作りと市場のニーズにマッチした商品、それらをアプローチできる要素が揃っている場合は、クラウドファンディングでの出店はノーリスクになるため、最もおすすめの出店方法といえます。

自社のアパレルブランドで成功した事例をご紹介

自社のアパレルブランドを立ち上げ、成功した事例はいくつもあります。

一方で、知識や経験が無い中で、自社ブランドを立ち上げようと考えても尻込みしてしまう方は多いのではないでしょうか。

そこで、自社アパレルブランドで成功した事例を2つ紹介します。

<andante>

アパレル通販ブランド「andante」(アンダンテ)は、副業から始まったアパレルブランドです。

水着やルームウェア、アクセサリーなどのレディース向け商品を主に扱っており、そのほかにもペット関連やカップル用の男性向け商品も揃えています。

元々は、使わなくなった私物をフリーマーケットアプリで販売していましたが、徐々に商品を仕入れて販売するように変化していきました。

その後、商品仕入れ事業の拡大に伴い、andante法人を決定しました。

また、商品の仕入れ事業だけでなく、オリジナル商品の着手を始め、中国の工場でOEM生産を始め自社アパレルブランドとして展開を始めました。

ただ、アパレルブランドとしては始めの3か月間全く売上が立たなかった背景があります。

しかし、めげずにPR活動を続けていたところ、人と人のつながりを大切にしていたandanteが徐々に評価され、売上が一度に数百倍に増えたといいます。

「売れる」という感覚だけで商品を仕入れて売るのではなく、「自分の興味が持てる商品」を楽しんで販売する気持ちを、行動力に変えることが成功の秘訣だと語っています。

<MEME>

人気アパレルブランドのMEMEは、ネットショップから実店舗へ展開した経緯を持つアパレルブランドです。

「映画の中の世界のような女の子」を意識しており、「モテ」や「男ウケ」を気にしないような意志の強い女の子をイメージしたブランドコンセプトが評価され、若者の間で人気を集めています。

ブランドコンセプトの世界観を非常に重視しており、商品の写真やサイトの作りにまでこだわっており、全て映画のワンシーンのような構図が特徴です。

消費者とのコミュニケーションをとりながらも、媚びない姿勢を貫き、一貫したブランドコンセプトは多くの消費者を惹きつけるといえる事例です。

自社のアパレルブランド立ち上げ時に知っておきたい企業

自社のアパレルブランドを立ち上げる際、全て個人でやろうとしてしまうと、どうしてもハードルが高まってしまいます。

そこで、アパレルブランドを立ち上げる際に知っておきたい企業を解説します。

アパレルウェブ

株式会社アパレルウェブは、アパレル・ファッションに特化したwebマーケティング会社です。

提供しているサービスは、ホームページ制作とwebマーケティング支援であり、600社以上の実績があります。

ファッション、スポーツ、音楽、美容などライフスタイルに関わる分野のデジタルプロモーションに強みを保有しており、SNS関係を中心としたオンラインと、雑誌やイベントなどのオフラインを組み合わせたプロモーションに対応しています。

アパレル業界で、自社ブランドの立ち上げを検討している際には、アパレルウェブに依頼してもよいでしょう。

まとめ

D2C バックグラウンド

自社ブランドを立ち上げる主な方法は4点です。

  • ・実店舗で開業する
  • ・フリマやポップアップショップに出店
  • ・ネットショップで立ち上げ
  • ・クラウドファンディング

いずれも特徴が異なるため、自社のアパレルブランドのコンセプトにあった方法で、アパレルブランドを立ち上げる際の、出店方法を選定しましょう。

また、これから出店する方に向けて、アパレル事業を立ち上げ成功した事例として下記2つの紹介をしています。

  • ・<andante>
  • ・<MEME>

共通していえることは、コンセプトを決めて、身の丈に合った方法から徐々に発展させていくことが成功につながっています。

個人で自社アパレルブランドを立ち上げる際は、無理をせずに徐々に事業展開を進めていきましょう。

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