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D2Cビジネス情報
2022.5.31
【 D2Cブランドとは?】国内外のD2C人気ブランドとブランディング方法
D2C 明確
D2Cブランドは日本国内だけでなく、全世界で注目を集めるビジネス戦略です。そこで今回は世界で成功を収めたD2Cブランドの事例を紹介します。さらに世界のD2Cブランドの事例から分かったD2C事業を始めるためのポイントから具体的なブランディング方法まで紹介していますので、これからD2Cを始める方におすすめの記事です!

 

D2Cブランドとは?

D2C 明確

 

D2Cブランドを説明する前にブランドとはどういった意味を持つ単語なのか説明したいのですが、ブランドという単語に明確な定義が存在しないため、アメリカマーケティング協会の定義は広い意味で取れるようわざと分かりにくい表現が使われています。

「個別の売り手もしくは売り手集団の商品やサービスを識別させ、競合他社の商品やサービスから差別化するための名称、言葉、記号、シンボル、デザイン、あるいはそれらを組み合わせたもの。」とアメリカマーケティング協会が定義しています。

出典元:https://www.ama.org/the-definition-of-marketing-what-is-marketing/#branding
(アメリカマーケティング協会)

 

ちょっと分かりづらいですよね?

なので本記事では分かりやすく、「企業の提供する商品・サービス・情報を通して出来上がる消費者のイメージ」のことをブランドと呼ぶことにします。

そしてD2Cとは、製造者と消費者の間に、仲介業者である百貨店や小売店を挟まず、商品の企画・製造・販売まで一貫して行う販売モデルのことを指します。

つまりD2Cブランドとは、D2Cという販売モデルを活用した販売戦略を行っている企業のことを指します。

日本国内のD2C人気ブランド3選

日本国内で人気のD2Cブランドを3つ詳しくご紹介致します。

 

コスメで人気なD2Cブランド「バルクオム」

D2C バルクオム

 

https://bulk.co.jp/

 

バルクオムは、男性用のコスメ商品を展開している珍しいコスメブランドです。

男性向けの化粧品メーカーとして、商品からSNS、CM広告に至るまで統一されたイメージが特徴であり、コアなファンを獲得するためのブランディング戦略が強みです。

商品もシンプルかつ高性能に作成されており、男性の皮脂汚れを洗い流す強力な洗浄力をもちながら、低刺激・高保湿と幅広い年齢や肌質に限らず、多くの男性が使えるスキンケア商品を展開しています。

安定感のある男性向け化粧品として、ブランド地位を確立しながらユーザーのニーズに寄り添った商品は、D2Cブランドの強みを最大限に活かしたブランド戦略の成功事例といっても過言ではありません。

 

サプリメントで人気なD2Cブランド「FUJIMI(フジミ)」

D2C フジミ

 

https://fujimi.me/

 

FUJIMI(フジミ)は、カスタマイズサプリメントというジャンルを国内で広めた偉業を持つ美容サプリメントブランドです。

一般的な美容サプリメントは、必要な成分が含まれているサプリメントを自己判断で選んで購入しますが、FUJIMIでは、公式サイト内で3分程度で行える肌診断をユーザーが行い、その診断結果を基に自分だけにカスタマイズされたサプリメントを購入できます。

D2Cの特徴であるインターネット機能を最大限活用することで、美容サプリメントを購入するための敷居を下げ、ブランドのファンを獲得する土壌を整えているユーザー目線の企業として人気を集めています。

 

食品・飲料で人気なD2Cブランド「SAKE HUNDRED(サケ ハンドレッド)」

D2C サケハンドレッド

 

https://sake100.com/

 

SAKE HUNDREDは、日本酒を専門的に取り扱っているD2C食品ブランドです。

日本酒の定期購入サービスや日本酒ダイニングの経営を行うなど日本酒を提供するサービスはもちろんのこと、日本酒に特化したwebメディア「SAKETIMES」(サケタイムズ)を運営しており、1つのカテゴリーに特化したブランディングを行っています。

メディアを立ち上げた編集部員は300件以上もの酒蔵に足を運び、そこで得た情報をメディアで発信することで専門的かつ権威性のあるメディアへと成長し、コアなファンを多く確保するD2Cの特性を活かした運営が魅力的な企業で今後とも注目度の高い企業です。

 

海外のD2C人気ブランド3選

D2Cブランドの特性上、海外の商品であっても気軽に購入できるのは嬉しいですね。

そこで海外の人気D2Cブランドを紹介します。

 

アパレルで人気なD2Cブランド「Warby Parker(ワービー・パーカー)」

D2C ワービー・パーカー

 

https://www.warbyparker.com/

 

Warby Parker(ワービーパーカー)は、アメリカの大手メディアが2015年に作成した「世界で最もイノベーティブな50社」というランキングで1位を獲得したD2Cアパレルブランドです。

世界で注目を集めた理由は、多くの時間をかけて育てたブランドストーリーにあります。

4人の学生からスタートしたワービーポーカーは、洗練された商品・驚きを与えるキャンペーン・社会貢献という要素をブランドイメージと結び付け、売上を上げ続けながらも絵本の出版や慈善事業活動を行い多くのユーザーに愛され続けるブランドを維持し続けました。

そうして今でもワービーポーカーは、D2Cというビジネス戦略で初めて成功した企業として時代を牽引しています。

 

寝具で人気なD2Cブランド「Brooklinen(ブルックリネン)」

D2C ブルックリネン

 

https://www.brooklinen.com/

 

Brooklinen(ブルックリネン)は、クラウドファンディングで成功した事例を持つD2C寝具ブランドです。

創業者は寝具に使われるリネンという素材を使ったベッドシーツを購入しようとしたところ、800ドル(約8万円)という高額な商品しか売られていない経験から、上質な寝具を世に広めたいと思いクラウドファンディングを開始しました。

そういった経緯もあり、D2Cの特性を活かした安価で質の高いシーツを展開し、現在は寝具メーカーと共同でベッドフレームやアームチェアなどを販売しており、上がった収益をブランド間で共有しています。

個人的な悩みに賛同するユーザーを取り込んだクラウドファンディング戦略は、D2Cブランドにとって、最も時間をかけることになるファンを集める部分を省略した理想的な戦略といえるでしょう。

 

食品・飲料で人気なD2Cブランド「Blue Apron(ブルーエプロン)」

D2C ブルーエプロン

 

https://www.blueapron.com/

 

Blue Apron(ブルーエプロン)は、シェフの考案したレシピの食材を運んでくれるサービスを展開しているD2Cブランドです。

住んでる場所に関係なく、レシピと食材が届けられるため誰でも美味しい料理を作れるとして注目を集めています。

今ではUber Eatsなどのデリバリーサービスを利用するユーザーは年々増加していますが、料理をする楽しさや食材の感謝を感じられるため、主婦の方々に愛されているD2Cブランドです。

 

D2C事業を始めるためのステップをご紹介

D2C事業を進めるにあたって必要なステップは大きく分けて2点あります。

①商品作り・顧客ニーズ調査

D2Cブランドを事業として始めるために最低限必要な要素は、商品・顧客ニーズの2点です。

商品が無ければ顧客ニーズがあっても売るものがありませんし、顧客ニーズがなければ買ってくれる人がいないため売上が上がりません。

どちらもD2Cブランドの土台として、支えていく要素なので妥協せず進めていくことが重要になります。

 

②商品の認知を広げる・販売する

どんなに素晴らしい商品が完成したとしても、顧客がその商品を知らなければ購入することはできないですよね?

そのため、商品の認知度を上げる広報活動を通して、ファンを集めながら商品を販売することが2つ目のステップとして重要です。

TwitterやLINEなどのSNSやコンテンツ記事を作成するなど、ブランドイメージを発信しながら低コストで広報できるD2Cの特性を活かしファンを獲得していきましょう。

 

D2Cのブランディング方法とは?

上記の有名なD2Cブランドが行ったブランディング方法には共通点があります。

それは、「D2Cブランドは顧客のニーズに応えてくれる」と思ってもらえているという点です。

特定の悩みに対して解決する商品やコンテンツを発信することで、ユーザーの認知を増やしデータを蓄積。蓄積したデータを基に新たなニーズに応えるサービスを展開していくことでユーザーの信頼感を構築することでブランドイメージを確立させています。

商品そのものの価値だけでなく、ブランドイメージを消費者と一緒に作っていくことがD2Cのブランディングにおいて重要です。

 

まとめ

D2Cブランドは、全世界で多くの企業が進出しているため、年々市場規模が大きなっています。

ここで紹介したD2Cブランドの成功事例以外にも様々な成功事例がありますが、ファンのいないD2Cブランドは存在していません。

求められているニーズに応えるための努力は膨大な時間がかけることになりますが、ユーザーに寄り添い共に成長していくことでD2Cブランドとして初めて成り立つということを、忘れないようにしましょう。