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【2022年版】D2C時代の広告とは?従来の広告との違いを徹底解説

更新日:2022年1月26日

 

D2Cの広告は、D2C時代とそれ以前では、目的や性質が大きく異なります。なぜ広告の性質が変化したか、ご存じの方は少ないでしょう。効率的に広告を打ち出したい方が、効果的な広告を打ち出すためにも、従来の広告とD2C時代の広告の違いを理解しましょう。

 

D2C時代の広告とは?従来の広告との違いを説明

現代はD2C時代といわれ、数年前から市場規模が伸び続けており、国内だけの市場規模でも2025年までに3兆円になると予想されています。

また、D2C事業はECサイトで販売されており、従来の店舗型販売の広告方法と大きく異なっており、戦略も多種多様に進化しています。

広告進化の背景には、広告を行う媒体の多様性があり、チラシやテナント、ポップアップのみだった昔に比べて、テレビ・スマートフォンの普及やSNSの流行、消費者のネットリテラシーの向上や通信販売に対する意識の変化が挙げられます。

広告が進化しているD2C時代といっても、商品の購買層によって有効な広告は異なるため、D2C時代で主流とされる広告方法も場合によっては通用せず、従来の広告方法がよいとされるケースがあります。

そのため、D2C時代以前の広告である従来の広告から、D2C時代で使われている新しい広告の双方を知ることで、最も有効な広告を打ち出せる可能性につながります。

同時にD2C時代のその後、さらに発展した未来で誰よりも早く新しい広告方法を察知し、自社の商品を販売できる可能性を高めます。

 

広告 従来

 

従来の広告

従来の広告は、人々が情報を得る手段の中に広告を用いることが多く、最も効率的な方法と信じられてきました。

使われていた広告の性質は、大きく分けて3つに分類されます。

 

  • マスメディア中心の広告
  • 検索中心の広告
  • 一方的なやりとりの広告

 

それぞれ、性質や特徴について分かりやすく解説していきます。

マスメディア中心の広告

従来の広告で最も一般的だったのはマスメディア広告です。

マスメディアとは、不特定多数の大衆に情報発信するメディアの総称で、一般的には新聞・雑誌・テレビ・ラジオの4つの媒体をマスメディアと呼称します。

大きな特徴として、特定の場所に行かなければ目にすることがない交通広告や看板広告などと比較しても、圧倒的に幅広い年代に商品をアピールすることができます。

媒体によって細かく特徴が分かれているため、それぞれ簡単に解説します。

 

【テレビ広告】

長期間出稿するタイム広告と短期間出稿するスポット広告に分けられます。

タイム広告は、視聴者層に狙いを定めてスポンサー提供のクレジット枠に企業名が出るため、露出効果が高いです。

スポット広告は、番組とは無関係に短期間集中的に放送されるため、新商品や期間限定商品に適しています。

 

【新聞広告】

当時、新聞という媒体そのものが社会信頼度が高いため、購読者からの信頼を得やすい特徴があります。また、イラストや写真で説得力のある表現が可能で、地域の購読者に合わせた内容の広告も行いやすかったです。

 

【雑誌広告】

雑誌広告は、タイアップ広告と純広告に分けられています。

タイアップ広告は、雑誌のコンテンツとして編集者が作成する広告であり、購読者に受け入れられやすい特徴があります。

純広告は、代理店などによって作成される広告で、背表紙・表紙裏面・目次など、目につきやすい場所に設置されるため、幅広く認知を広げられます。

 

【ラジオCM】

テレビと同じようにタイム広告とスポット広告があり、親しみやすさを活かして、ニーズに向けた広告が特徴です。

検索中心の広告

スマートフォンが大衆に普及していないD2C以前では、パソコンの検索エンジンを中心とした広告を行っていました。

自社サイトが作られるようになってからは、キーワード検索で流入した消費者をメインにしているため、現在に比べてSEO対策の広告効果が高い特徴がありました。

そのため、検索によって自社商品が掲載されるよう、リスティング広告やディスプレイ広告が広く採用されており、現在に至るまで使われています。

当時は信頼性が高い効果として使われていましたが、ワンクリック詐欺や誇大広告なども使われるようになったため、徐々に信頼度を失ってしまった事例もあります。

一方的なやりとりの広告

D2C以前の広告の特徴として、一方的な情報発信を行っている特徴があります。

例えばテレビCMの場合、特定の番組を見ている視聴者へ、強制的に広告が表示されます。

そこに視聴者の意見が介入することはないため、コミュニケーションを行うことは不可能であり、広告を発信している企業が一方的に情報発信を行っています。

従来の広告では、大多数の中から購入してくれる一部の人に向けて、発信を行っていたため、こうした手法がとられていました。

広告 現代

 

D2C時代の広告

一方で、D2C時代の広告手法は、D2C以前の広告方法と大きく異なり、効果の測定が重要視されるようになりました。

使われている広告の性質は大きく分けて3つに分類されます。

 

  • デジタル中心の広告
  • SNS中心の広告
  • 双方向のやりとりが出来る広告

 

その背景には、スマートフォンの普及やネットリテラシーの向上の他に、類似商品および競合他社の増加にあるといわれています。

従来に比べて、競合他社が増えており、顧客の取り合いが一層激しくなったため、より効率的な広告方法へシフトしていきました。

 

デジタル中心の広告

従来の広告方法との違いは、デジタル中心の広告方法へ変化したことです。

デジタル広告の種類は、従来の広告方法より広く、コンテンツ記事の中に差し込むネイティブ広告や、YouTubeなどの動画媒体で利用されるオンライン動画広告などが挙げられます。

大きく区分けした場合、発信するメディアが異なるだけのようですが、最大の違いは効果の測定ができることです。

マスメディア広告の場合、宣伝による効果を正確に測ることは難しく、誰が・何のために・どのようにして購入をしたか分かりません。

一方で、デジタル広告の場合、流入経路・属性・支払い方法といった情報をデータ収集・蓄積できます。

SNS中心の広告

消費者の行動の変化に、検索エンジンを利用せず、SNSで情報を収集するよう行動の変化が起きています。

ミレニアム世代やZ世代と呼ばれる若い世代は、SNSで検索を行い、直接ECサイトへ遷移することも珍しくありません。

ブランドのファンになった場合、SNSでブランドのアカウントをチェックし、他のブランド情報を集めにくい仕組みができます。

消費者の行動が変わっているため、検索エンジンでの流入より、コアなファンを離さない仕組みづくりが行えるため、D2CサイトではSNS中心の広告へ変化しています。

双方向のやりとりが出来る広告

SNS中心の広告へ変化したことにより、顧客と企業の間が近くなり、コミュニケーションを図りやすくなったことも広告の変化といえるでしょう。

例えばSNSの機能に、メッセージを投稿できるリプライ機能やDM(ダイレクトメッセージ)機能、アンケート機能を使うことで、ファンからの意見を聞くことが容易になりました。

一方的に、広告を表示させるマスメディア広告とは大きく異なり、意見を発信したうえで消費者の意見を聞けるデジタル広告は、従来の広告方法では実現が難しかったといえるでしょう。

 

D2C EC

D2CとEC販売の広告費用の違い

D2Cの中には、広告費を1円もかけていない企業もあります。

現在の広告方法は、Twitter・Instagram・Facebook・YouTubeなど、広告費を使わずに宣伝が行えるデジタル広告はたくさんあります。

また、広告費を使わない宣伝方法で、集めたデータを分析・改善することで成功している事例もある点は見過ごせません。

一方で、ECサイトを利用する場合、広告費をかけることが推奨されるケースがあり、ECサイトを上位に表示するためのリスティング広告や、ECモールで表示する広告費などがあります。

EC販売で広告費をかけない方法もありますが、D2Cと販売方法が変わらないため、EC事業で行う必要はあまりないともいえます。

まとめ

近年は、D2C時代といえるほどD2C市場が発展しており、D2C時代以前と比べて、広告の方法や特徴が大きく変化しました。

D2C以前の広告方法の特徴や性質として、以下の要素が挙げられます。

 

  • マスメディア中心の広告
  • 検索中心の広告
  • 一方的なやりとりの広告

 

一方で、D2C時代の広告方法の特徴や性質として、以下の要素が挙げられます。

 

  • デジタル中心の広告
  • SNS中心の広告
  • 双方向のやりとりが出来る広告

 

従来の広告方法と現代の広告方法で、大きく異なった要因は、広告効果の測定の重要性が高まったためといわれています。

また、D2Cでは広告費用をかけずに宣伝を行う方法が多数ありますが、EC事業では広告費が必要になるケースが多いです。

広告の変化を見つめることで、今後新しい時代の広告方法を、いち早く察知することにつながります。

 

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