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D2Cビジネス情報
2023.2.13
【ECサイト参考まとめ】ECサイトのオシャレなデザインの事例をご紹介!
D2C 購入方法

 

ECサイトの特徴とは?

ECサイトは、インターネット上に公開したWebサイトを利用して、消費者に商品の購入を促すサイトです。

実店舗と比べて商品の説明や詳細が伝わりづらいため、一目見たときに購入しやすいデザインにする必要があります。

また、場合によってはサイトデザインを通じて、世界観やコンセプトを訴求し、共感してくれる消費者を集めることで、購入を促せる特徴があります。

一方で、ECサイトのデザインによって、消費者の消費行動は大きく変動することが分かっており、洗練されたデザインのECサイトは売上が上がりやすいです。

そのため他のECサイトより、よいデザインのECサイトや競合しないようなECサイト作りを行う必要があります。

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業界別のオシャレなECサイトをご紹介

業界によって購入動機が異なりますが、評価が高く購買率の高いECサイトは「オシャレ」なECサイトが多いといえるでしょう。

業界別にオシャレなECサイトを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

インテリア・雑貨業界:モンシファカ|mon cifaka

mon cifaka(モンシファカ)」は、文房具やキッチン用品といった生活雑貨、家具やインテリアといったインテリア雑貨を中心に取り扱うECサイトです。

モンシファカが提供している商品は、利用シーンや利用する人を選ばずに使用できるように、凝ったイラストやデザインはありません。

ECサイトも商品と同様に、白を基調としたシンプルなデザインであり、情報を得やすい構造になっています。

ECサイトと商品の特徴が一致しているため、消費者はモンシファカが提供している商品の概要を掴みやすいといえます。

また、全体を通してシンプルなデザインで構成されているため、統一感がありオシャレに見えるため、購入してもらいやすい環境であるともいえるでしょう。。

細かい部分でいえば、ECサイトの情報を簡潔かつ明確に紹介することで、ECサイト全体を通して余白が多くなり、シンプルさが強調されている特徴もあります。

場合によっては手抜きにも見られる方法ではありますが、モンシファカのECサイトではそのようなことを感じさせず、統一感のあるオシャレなECサイトの構造といえるでしょう。

食品業界:ネスレ

Nestle(ネスレ)」は、コーヒーをメインに販売しているECサイトです。

コーヒーは、マシンやコーヒーそのものにこだわりを持っている人もいれば、眠気覚ましや飲料として飲む人もおり、購買層が広い特徴があります。

ネスレのECサイトでは、種類・カテゴリーごとに分かりやすく区別しており、自分が欲しい商品群を見つけやすい構造になっています。

また、職場向けのサービスと家庭向けのサービスに分かれており、用途別にサービスも分けられています。

一方で、生活にコーヒーを取り入れている人、コーヒー好きにプレゼントとして贈る人にターゲットを絞っているため、たまにコーヒーを買うといった人に向けたサービスはあまりありません。

理想としては、誰でも購入してもらえるようなECサイトを作りたいですが、要求されるデザインレベルは非常に高いため、現実的では無いといえるでしょう。

ターゲットを絞ったECサイト作りを目指すことで、ブランドファンの導入としたネスレのECサイト作りは参考になるといえましょう。

美容・化粧品業界:BOTCHAN

BOTCHAN(ボッチャン)」とは、メンズ向けの化粧品やスキンケア商品を提供しているECサイトです。

絵具をデザインの中心にし、動きのある商品紹介で、男性の力強さと個々人の個性を表現しています。

スキンケア商品はシンプルなサイトが多く、シンプルさを訴求しても他のスキンケア商品と競合してしまう可能性があります。

その点ボッチャンのECサイトは、挑戦的なデザインを押し出しており、印象に残りやすいECサイトといえるでしょう。

一方、消費者がECサイトを訪れて購入してもらうまでの導線は丁寧に作られており、商品の紹介文など非常に参考になるサイトといえます。

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売れるECサイトのデザインのコツとは?

売れるECサイトのデザインには共通点があります。

  • ・シンプルにまとめる
  • ・購入するまでの動線を意識

それぞれ詳しく解説します。

シンプルにまとめる

売れるECサイトのデザインは、シンプルに作られていることが多いです。

ECサイトをシンプルに作ることで、ECサイトを訪れたユーザーの得たい情報が見つけやすくなります。

ECサイトは無数にあり簡単に比較できるため、無駄な情報が多いとすぐに離脱してしまいます。

離脱率・直帰率を下げることができ、購入確定画面まで進むユーザーが多いと、売上が上がるので、できる限りECサイトはシンプルに作りましょう。

ただし、ECサイトをシンプルな作りにしすぎて情報が足りなくなると、途端にチープな印象を与えることにつながるため、注意しておく必要があります。

購入するまでの動線を意識

ECサイトを訪れたユーザーが購入するまでの動線を意識しましょう。

ECサイトを作成する際にやりがちなミスとして、ユーザーが欲しいであろう情報とECサイトで伝えたい内容がズレているケースがよくあります。

例えば、多くのECサイトは新着情報やお知らせをECサイトの上部に設置していますが、定期的に利用するファンを除いて、ほとんど見られることはありません。

ECサイトで商品が購入されるとき、一般的なユーザーは以下の動線で商品を購入します。

  1. 1. 悩みが顕在化
  2. 2. 悩みを解決する商品を検索する
  3. 3. 商品の具体的な情報を求めて、ECサイトを訪れる
  4. 4. ECサイトで求めている情報がスムーズに得られると、商品を購入する

ECサイトは無数に存在しているため、欲しい情報が得られなければ、すぐに別のサイトに行ってしまいます。

ユーザーにとって新着情報やお知らせは、悩みを解決する具体的な情報ではなく、画面スクロールを増やす面倒な項目として受け取られかねません。

そうなれば、同様の商品を扱う他のECサイトに行ってしまい、購入をすることはありません。

ユーザーはどういう行動を経てECサイトに来たのか、またECサイトを訪れてから購入確定画面まで無駄な情報が多くないかなど、購入までの動線を意識してECサイトを作成しましょう。

まとめ

インターネット社会の現代では、ECサイトを通じた購入方法がメインになりつつあります。

しかし、購入者であるユーザーは有限であり、売れるECサイトと売れないECサイトに分かれてしまいます。

売れるECサイトを目指すためにも、おしゃれなECサイトの作りを参考に、ECサイトが売れる理由と仕組みを理解しておきましょう。

自社と同じジャンルのECサイトを調査し、競合にならないようにすることが大切です。

売れるECサイトは、シンプルにまとまっており、ECサイトを訪れたユーザーが、欲しい情報を得られやすいです。

また、購入までの動線が丁寧に作られており、購入確定画面までスムーズに行けるECサイトを参考にすると良いでしょう。

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