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D2Cビジネス情報
2023.3.29
【化粧品】商品開発・企画開発の仕事内容
化粧品 商品開発

化粧品の商品開発・企画は、就活市場の中でも人気のある職業の一つです。
しかし、どのような仕事を行っているか把握している人は少ないのではないでしょうか。

本記事では具体的な業務内容の紹介や、化粧品D2Cの成功のポイント、化粧品の開発・企画に向いている人などさまざまな情報を紹介しています。

化粧品 開発

化粧品の商品開発・企画職の仕事内容とは?

1. 化粧品における商品企画の仕事内容

化粧品における商品企画の仕事内容は、

  • ・新商品の企画や既存商品の改善・改良の発案
  • ・顧客ニーズの把握
  • ・市場調査

です。

時間や金銭のコストの浪費を防ぐため、発案・企画した商品が本当に売れるのかどうかも調べる必要があります。

競合他社の製品分析や市場調査を行い、顧客がどのような商品を求めているのか等、集めた情報を活用して商品案を出します。

商品案を発案するだけでなく、発案した企画を現実と照らし合わせて売上見込みを作るのが主な仕事内容といえるでしょう。

 

2. 化粧品における商品開発の仕事内容

化粧品における商品開発の仕事内容は、採決された企画書を基にした商品を開発することです。

企画を行ったチームと打ち合わせやミーティングを行い、素材選びや調合など製造過程を踏まえた試作を行います。

また、製造工程の確認・コストの把握・改善・安全性・効果の検証などさまざまな観点で試作し化粧品を評価します。
初めから企画書通りの製品にならないことがほとんどですので、満足のいく商品になるまで、修正を重ねましょう。

コスメ 開発

化粧品でD2Cをしよう!

オリジナルの化粧品、コスメを販売したい人には、D2Cで化粧品販売をすることをおすすめします。

D2Cについて詳しくは こちらの記事 で詳しく解説していますので、ざっくりと説明します。

D2Cとは、「Direct to Consumer」の略称で、メーカーなどの製造者が小売店や代理店などを挟まず、消費者と商品の取引をする販売方法のことを指します。

インターネットの普及に伴い、製造者にとって消費者との接点のため必要だった直営店の運営が必須ではなくなりました。その代わりとして、SNSやECサイトを活用し製造者と消費者が直接コミュニケーションを通じながら商品販売を行うのがD2Cの特徴です。

その名の通り、小売店など仲介業者を通さず製造者と消費者がダイレクトに商品を購入・販売できるため、製造者には利益が入りやすく、消費者は安く手に入りやすいことがメリットと言えるでしょう。

化粧品D2Cをするにあたって、成功のポイントも併せてご紹介します!

化粧品D2Cで成功するポイント

成功ポイント①情報収集

化粧品業界は常に最新技術が生み出されており、消費者も情報収集を欠かさず行っています。そのため、流行やトレンドの移り変わりが早く、顧客ニーズが変動しやすいといえます。

常に消費者より情報収集を行いアップデートすることが必須ですので、少なくとも、熱心に情報収集を行っている消費者と同等かそれ以上に、化粧品業界が好きだといえるのであれば、化粧品の開発・企画に向いているといえるでしょう。

 

成功ポイント②市場把握

前述の通り、化粧品業界はトレンドの移り変わりが激しく、顧客ニーズの変動が早い業界のため、
情報収集を基にした化粧品市場の把握が必要不可欠です。

消費者ニーズを察知して素早く求められている商品像を把握しなければ、すぐに流行に遅れてしまいます。

一方で、流行に乗った商品を開発できれば、トレンディな化粧品を生み出す企業としての認知を広げることができ、
消費者の評価を高めることにつながります。
化粧品業界の情報を基に市場を把握する力があれば、成果を上げやすく売上に貢献しやすいでしょう。

 

成功ポイント③アイディア力

化粧品の発案や開発には、化粧品業界の知識経験分析力が必要不可欠です。

化粧品ブランドはコンセプトに合った商品の販売を行っているため、消費者のニーズや意見が偏りやすく、
新商品や改善案が似たようなものになりやすいです。

コンセプトに合った消費者が集まってくるのは喜ばしいことですが、似たような商品が続いてしまうと
消費者はブランドそのものに飽きてくる可能性があります。

顧客のニーズを満たしながらも独創的なアイデアを生み出すために、アイデア力は必要不可欠といえます。

コスメ 商品開発

化粧品D2Cの成功事例

化粧品D2Cの成功事例として、バルクオムが挙げられます。

男性をターゲットに、フェイスケア、ボディケア、ヘアケアといった基礎化粧品を販売しています。

2020年にはテレビCMに木村拓哉さんを起用し、ドラッグストアやAmazon、楽天など、公式ECサイトだけでなく幅広い販路を獲得しています。

化粧品の商品開発・企画|まとめ

化粧品の商品開発・企画では、新商品の企画や既存商品の改善・改良の発案、
採決された企画書を基にした商品を開発することが主な業務です。

流行やトレンドにのった商品が求められる業界なので、日ごろから競合他社の商品情報や化粧品に関わる化学などの
最新技術の情報収集が必須といえます。

化粧品D2Cで成功するポイントをしっかりと意識しながら、化粧品D2Cにチャレンジしてみましょう!