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【日本のD2Cブランドをご紹介!】日本国内の事例と共に解説

更新日:2021年9月22日

 

現在日本国内で大注目を浴びているD2Cブランド戦略。まだまだ歴史は浅いですが多くのD2Cブランドが成功を収めています。そこで今回は国内で成功したD2Cブランドの事例をジャンルを問わず細かく紹介します!また成功したD2Cブランドに見られた共通点も紹介しておりますのでぜひ最後までご覧ください!

D2Cとは?

D2Cとは、「Direct to Consumer」の略称で、メーカーなどの製造者が小売店や代理店などを挟まず、消費者と商品の取引をする販売方法のことを指します。

新しいライフスタイルを広めていきたいという理念重視のビジネスモデルと捉えられており、ユーザーのニーズに応えやすいよう仲介業者や実店舗を持たず、ネット上で販売を行っているのが特徴です。

BtoBやBtoCとの違いは?

BtoBは「Business to Business」の略で、企業と企業が商品の取引を行うことを指しており、BtoCは「Business to consumer」の略で、企業と消費者が商品の取引を行うことを示しています。

D2Cと比較したときBtoBの場合は、両社共に企業ではありますが取引をしている顧客が明確に違います。

一方でD2CとBtoCを比較した場合、両社共に企業と消費者が商品の取引を行っているため、D2CとBtoCに大きな違いはありません。

 

D2Cを活用するメリット

D2Cを活用するメリットは、一般的なBtoC戦略と比較してコストを削減しやすく収益を上げやすいです。

一般的なBtoC戦略は、仲介業者である小売店や代理店を通して、消費者と商品のやり取りを行いますが、D2Cでは自社で販売を行うため小売店や代理店に発生する手数料や流通コストを抑えることができます。

また自社で販売を行っているため顧客データを集めやすい特徴もあり、消費者のニーズに柔軟に対応しやすく、商品を購入してもらう施策を効率的に行いやすいので結果的に収益を上げることに繋がります。

 

日本国内のD2C人気ブランドをジャンル別にご紹介

近年D2C市場は急速に成長しており、さまざまな人気ブランドが誕生しています。

今回は、数多くあるD2Cブランドの中でも人気を集めているブランドをジャンル別にご紹介いたします。

 

化粧品D2C:BULKHOMME(バルクオム)

バルクオム

https://bulk.co.jp/

 

バルクオムは、男性用のコスメ商品を展開している珍しいコスメブランドです。

男性向けの化粧品メーカーでありながら、低刺激で保湿力が高いという特徴を持ちながらニキビの原因になる毛穴の皮脂汚れを落とすほど、強力な洗浄力を両立したスキンケア商品が最も人気を集めている注目度の高いD2Cコスメブランドです。

イメージを非常に大切にしている企業であり、商品やSNSはもちろん広告に起用するタレントまで消費者に与えるイメージが一貫するよう選ばれています。

ターゲットである消費者から信頼感を獲得し、ファンを引き込みやすいビジネス戦略を採用することで収益性を高めているのが大きな特徴です。

 

化粧品D2C:PHOEBE BEAUTY UP(フィービービューティーアップ)

フィービービューティーアップ

https://phoebebeautyup.com/

 

PHOEBE BEAUTY UP(フィービービューティアップ)は、20~30代の女子に向けたコスメ商品を展開しているD2Cコスメブランドです。

美容動画の評判が高く、新作コスメや美容HOW TOなどのコンテンツによって、プロモーションを行わず40万人のフォロワーを獲得し、国内最大規模の実績を生み出すまでに至りました。

ユーザーのことを第一に考えた広報戦略で、ファンの心を的確に捉えコスメブランドとしての地位を確立するビジネスストーリーは、全てのD2C企業の参考となる企業といえるでしょう。

 

アパレルD2C:FABRIC TOKYO(ファブリックトーキョー)

FABRIC TOKYO

■画像引用元(FABRIC TOKYO公式サイト)

 

FABRIC TOKYO(ファブリックトーキョー)は、オーダーメイドスーツを専門で販売しているD2Cアパレルブランドで、インターネットを中心としたD2Cの特性を活かしながら顧客へのリアルな体験を重視した事例を作り上げた企業です。

FABRIC TOKYOの大きな特徴として、自分が持っているスーツやシャツのサイズをサイトで登録できる他、出張採寸サービスなど自宅にいながらオーダーメイドのスーツを注文できる点です。

アパレル業界として、SNSや市場のトレンドを発信しながら消費者と細かくコミュニケーションを取ることで消費者ニーズとブランド位置を確立した戦略は注目を集め続けています。

 

アパレルD2C:ALL YOURS(オールユアーズ)

ALL YOURS

■画像引用元(ALL YOURS公式サイト)

 

ALL YOURSはクラウドファンディングで、24ヶ月連続で累計5000万円の資金調達に成功した事例がある企業であり、「着たくないのに、毎日着てしまう」ような流行や見た目に流されない服作りを行っています。

最大の特徴は、ブランドを応援してくれているファンの方を「共犯者」と呼んでいる点です。

「商品を買ってください」というスタンスとはかけ離れた、消費者と一緒になってブランドを盛り上げていくスタンスでコミュニティを作り上げることで、ALL YOURSのブランドイメージを確立した事例は非常にD2C的といえます。

食品・飲料D2C:Mr. CHEESECAKE(ミスターチーズケーキ)

ミスターチーズケーキ

https://mr-cheesecake.com/

 

Mr. CHEESECAKE(ミスターチーズケーキ)は、チーズケーキを専門で販売するD2Cブランドです。

大手飲食店で修行を積んだシェフが、自分のInstagramで趣味のお菓子作りでチーズケーキを掲載したところ予想以上の反響があり、試験的にチーズケーキを販売してみると5分で完売したため「幻のケーキ」として話題になりました。

Instagramを活用した広報戦略が上手く、料理を綺麗に撮影する方法やひと手間加えた著いたしレシピを募集するなど、ユーザーが勝手に商品を紹介するシステムを作り上げることで認知を広げていきました。

 

食品・飲料D2C:BASE FOOD(ベースフード)

ベースフード

https://basefood.co.jp/

 

BASE FOOD(ベースフード)は、完全栄養食と呼ばれる見た目や美味しさをそのままに、人の健康機能を維持する、1日に必要な33種類の栄養素を配合した食品を販売しているD2C食品ブランドです。

D2C分野でコスメやアパレルが注目され始めた当時は、食品のD2C分野はまだ浸透していない中、1食で必要な栄養素が取れるパンや30種類の栄養素を配合したパスタなど世になかった商品の展開をしました。

ユーザーに商品を購入してもらうために、認知・購入検討・購入というフェーズから次に進んでもらうためのコミュニケーションを大切にしている企業です。

D2Cブランドとユーザーの直接的なコミュニケーションと新たな顧客体験を生む革新的な商品は、瞬く間に話題を集め食品D2Cブランドの可能性とブランドとしての地位を確立した企業となりました。

 

成功するD2Cブランドの3つの共通点

 

今回紹介した6つのD2Cブランドは、ジャンルの違いはありますが共通点があることが分かりました。

成功したD2Cブランドの共通点を3つご紹介致します!

 

独自の価値観を持っている

成功しているD2Cブランドに共通していることの1つに独自の価値観を持っている点が挙げられます。

これまでの販売方法では、製造者がモノやサービスを販売し消費者が購入するといった一方通行のやり取りが行われてきました。

しかしD2Cの発達により、どこにでも手に入る無難な商品だけではなく特定の悩みに特化した商品にスポットが当てられるようになったため、消費者のニーズに応えられる企業として商品と企業イメージを結びつける要素として独自の価値観が大事になってきます。

D2Cブランドと消費者が独自の価値観の中で一緒にブランドを盛り上げる一体感は、今までとは違う顧客体験を生み、他社企業との差別化を行いながらファンとの交流の一環として購買行動に繋がっています。

 

D2C 成功

コンテンツが充実している

D2Cブランドは、ユーザーのニーズを満たすための情報発信コンテンツを所有していることが多いです。

コンテンツを発信することでユーザーのニーズを満たすことが重要な理由は、他社との差別化を行うためです。

世の中にはモノやサービスが溢れており、その中で自分の商品を選んでもらうためにはブランドそのものを好きになってもらう必要があります。

特にD2Cブランドは、特定の悩みに特化した商品が多いため「このブランドは信用できる」という実感を与えなければ購入までに至りません。

上質なコンテンツを発信することは、ユーザーの信頼感を獲得し、より深いニーズを探るために必要不可欠なモノであり、探ったニーズを商品開発に活かすことができればさらに唯一無二の企業として地位を確立することができます。

SNSの活用

今や、若者だけでなくあらゆる世代がSNSを通して交流しています。

SNSは、情報発信として優れているだけでなく、D2Cブランドとユーザーの壁を薄くし、より綿密なコミュニケーションを取れる手段として使用されています。

人の目に触れやすいSNS活動を効率的に行うことで、ブランドの認知を広げるとともに効率的にファンを獲得する手段としてSNSの活用は必要不可欠な存在です。

 

まとめ

日本国内では、さまざまなD2Cブランドが参入しているため年々市場規模が大きくなっています。

そのため、多くの商品の中で自分にとって良い商品を選択する必要があります。

D2Cブランドが発信している商品や発信している情報を収集し、活用することで自分の価値観と合う企業を探すことで、自分の生活をより豊かなものへ変わっていくでしょう。

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