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【フレームワークとは?】新規事業に効果的なフレームワークを徹底解説

更新日:2022年3月2日

 

新規事業を行う時には苦労が絶えないものです。

それもそのはず、既存のレールの上を走るのではなく、レールそのものを作らなければならないのです。悪戦苦闘するのは当然です。その理由として、共通のルールがない点や、社員間の意思疎通ができていない点が挙げられます。

そこで採用したいのがフレームワークです。

フレームワークは多くの企業で採用されているもので、既にご存知の方も多い一方で、まだまだよく分かっていないという方も多いのではないでしょうか。

そこで新規事業の際にぜひ活用したいフレームワークについて、様々な角度から解説していきましょう。

 

フレームワークとは?

D2C アイデア

 

フレームワークとは、スタートからゴールまでのレールだと考えると分かりやすいです。

ビジネスに於いて、意識しておくべき部分は多々ありますが、先にもお伝えしたように社員間の意志の共有が大切です。

何を目指すのか、現状どうなっているのか、何が足りていないのかなど、意思疎通しなければならないことが多々ありますが、これらの問題を解決するのがフレームワークです。

フレームワークもまた、様々な種類が登場しており、それぞれの会社の規模、目的、環境等に合わせたフレームワークを採用することで、効率の良い職場環境の構築、そして効果的施策が可能になります。

フレームそのものができあがっているので、フレームに自社の仕事を落とし込むことで、何をすべきなのかや現状把握が可能になるフレームワークは、それぞれ個別に考えるよりも、考えを共有できる点が共有しているものの、種類そのものはとても多いです。

そのため、フレームワークを活用するのであれば、どのフレームワークを利用するのかまで考慮する必要があります。効果的に活用することで、作業時間の削減や費用対効果の向上といったメリットが期待できる一方で、フレームワークばかりに頼り過ぎると、フレームワークありきになってしまうので、フレームワーク以外に対応できなくなってしまったり、フレームワーク通りの作業ばかりになるので、自らでアイディアを出すことができなくなるケースもあります。

一方で、ビジネスの世界は常に進歩していることから、フレームワークも新しいものが多々登場しています。新しいフレームワークは、過去のフレームワークの弱点を改善したり、あるいは価値観を時代に合わせてアップデートしているものです。しかし、古いフレームワークも決して無意味ではありません。

むしろフレームワークの定番として広く普及しているものは、何年も前に確立されたものです。いわば会社組織における、集団事業のロードマップともいうべきものがフレームワークになりますので、古くにできあがったものであっても、現代ビジネスに通ずる部分もあるのです。

 

新規事業に効果的な4種類のフレームワークをご紹介

フレームワークは多々あるものだとお伝えしました。

そのため、フレームワークを採用するか・しないかだけではなく、どのフレームワークを採用するのかも考慮しなければなりませんが、フレームワークは多数ありますので、どのようなフレームワークがあるのか、それぞれの特徴を調べるだけでも苦労させられることでしょう。

そこで新規事業に向いているとされるフレームワークを4種類ほどご紹介しましょう。

 

「アイデア出し」のフレームワーク|「マンダラチャート」

マンダラチャートとは、3×3の9マスで構成されているシートです。

マンダラート、あるいはマンダラシートと呼称されることもあるのですがマンダラチャートが大きな注目を集めている背景に、とある著名人の存在が挙げられます。

それはアメリカにて「二刀流」で活躍する大谷翔平選手が、高校時代にマンダラチャートを活用することで、自身の野球選手としてのビジョンを描いていたのです。

マンダラチャートの特徴として、拡張性が挙げられます。

最初は3×3の9マスです。この中央が目的だと考えると分かりやすいのではないでしょうか。

その目的達成のために必要な構成案件が残り8マスになります。

例えば「利益」を中央に据える場合、利益のために必要な8個の項目を上げます。売上アップ、販路拡大、リピーター獲得等、いくつか挙げられるのですが、それらをさらにマンダラチャートにて拡張可能です。

例えば売上アップであれば、今度は売上アップを中央に据えた3×3の9マスを作成します。売上アップのためには何が必要なのか…を8個考え、マスを埋めます。

このように、マンダラチャートは最終目的のために何が必要なのか、そのために何をすべきなのかを可視化したフレームワークです。

 

「マーケット調査・分析」のフレームワーク|「ポジショニングマップ」

ポジショニングマップとは、ライバル企業と比較するためのフレームワークです。

ライバルと比較し、自社の商品やサービスがどこに位置しているのかを考えながら他社にはない自社の強みを見出し、戦略を練るものです。

ポジショニングマップは表計算ツールでも気軽に作成できる点もポイントで、縦軸と横軸の二つを設定し、「+」のような図を作り、それぞれが伸びる4つの項目を設定したら、あとはライバルや自社がどこにポジショニングしているのかを考えるのみです。

ポジショニングマップにもプロダクトポジショニングマップ、ブランドポジショニングマップがあるのですが、いずれもシートに自社・競合他社の位置をマーキングすることで、強みや特徴等を把握できます。

 

「事業内容構築」のフレームワーク|「AISAS(アイサス)」

AISAS(アイサス)とは購買行動も出るとされています。

 

Attention(認知・注意)

Interest(興味・関心)

Search(検索)

Action(行動)

Share(共有)

 

のそれぞれの頭文字から名付けられたもので、インターネット時代特有の購買も出るとされています。

まずは認知・注意することで商品を知ります。そして興味や関心を持ったら検索し、購入します。しかし購入だけで終わるのではなく、商品・サービスをSNS等にアップロードし、共有する。

この一連の購買行動のフレームワークです。つまり、自社が売りたい商品・サービスがある場合、AISASに施策を当てはめていけばよいのです。

まずは自社の商品・サービスをどこで知ってもらうのか。知ってもらったとに興味や関心は持ってもらえるのか。

検索をかけてヒットするページはどこか、そして購入した商品やサービスをシェアしたくなるのか。シェアするとすればどのような形でシェアをするのか。

これらを落とし込むフレームワークです。

 

「事業の修正・改善」のフレームワーク|「PLC(プロダクトライフサイクル)」

PLC(プロダクトライフサイクル)とは、事業の確認や修正・確認のためのフレークワークです。

事業に対し、導入期、成長期、成熟期、衰退期の4つのステージを設定し、どのような曲線を描いているのかを確認します。

成長ステージによって市場の状況も異なるのですが、主にこの4つのサイクルで回っているということは、成熟期の後は必ず衰退期がくることを意味しています。

つまり、PLCを活用すれば、衰退期に新しい事業を始めることで、衰退期を回避することができるのです。導入期から成長期、成熟期、そして衰退期の大まかな状況や兆候をとらえることで、衰退期に上手く新規事業の導入期をあてたり、あるいは成長期と成熟期を引き延ばしたりなどが見込めます。

その点ではPLCは新しい商品を積極的に投入するタイプの事業に向いています。

 

フレームワークを使う時の注意点

D2C 改善

 

フレームワークを活用することで、新規事業でも社員間の目的の共有や事業の現状把握、目的の設定等様々なメリットを享受できるのですが、フレームワークを使用するときには注意しておくべき点もあります。

やみくもにフレームワークを用いるのではなく、注意点を踏まえた上で、どのフレームワークを活用するのかを考えましょう。

 

時間をかけすぎない

 

フレークワークのメリットの一つに効率化が挙げられます。

フレークワークに落とし込むことで論理的にビジネスを俯瞰することが可能になります。

フレームワークがなければ、それらの確認は時間がかかることでしょう。しかしフレームワークに落とし込めば、シンプルに把握できるのです。つまり、時間をかけすぎるようでは意味がありません。時間短縮・効率化のためのツールではあっても、時間をかけすぎるようでは本末転倒です。

あまり時間をかけず、シンプルに使えることこそフレームワークのメリットになります。導入当初は時間がかかるかもしれませんが、何度も使用しているのに時間がかかる場合、そのフレームワークと自社の環境がマッチしていない可能性があります。

 

自社の状況に合ったフレームワークを使う

先に4つのフレームワークを紹介させていただきましたが、まだまだごく一部です。

世の中には多くのフレームワークがありますし、先に紹介した4種類のフレームワークもそれぞれ強みが異なります。つまり、自社の状況に合っていないフレームワークを使用しても、さほど効果は表れません。

フレームワークは正しく使ってこそ、大きな効果・メリットが期待できるものです。例えば先に4種類のフレームワークを紹介しましたが、アイディアを出したいと思っている時にポジショニングマップを使用しても効果は期待できません。

市場調査や分析をAISASでと思っても、完全には一致していません。

フレームワークは一つのフレームワークで様々なニーズに対応しているのではなく、それぞれ用途に応じて適しているフレームワークが異なります。

そのため、自社の状況にマッチしたフレームワークを使用することが大前提です。

 

客観的に分析する

フレームワークを活用することで、ロジカルに物事をとらえ、事業を進めることができます。

特に新規事業では、まだまだノウハウがありません。そのため、フレームワークを頼ることで業務フローの確立に繋がるなどメリットも多いのですが、フレームワークはあくまでも客観的に使用することが求められています。

フレームワークはいわば客観的事実を把握するためのものであって、希望的観測を込める物ではありません。

掲げた理想を現実のものにするために何が必要なのかを論理的に導くためのものになりますので、客観性を欠くようなフレームワークを作成したところで、効果は期待できません。

 

まとめ

D2C ロジカル

 

新規事業にはフレームワークは有効な手段であることが分かっていただけたのではないでしょうか。

一方で、フレームワークには様々な種類が登場していますので、自社の状況や理想にマッチしたフレームワークを使用することが求められます。

そもそもフレームワークはあくまでも理想実現のためのプロセス。決してフレームワークの使用そのものが目的ではありませんので、フレークワークの特性を理解したうえで、マッチしたフレークワークを活用し、自社の目的達成を目指しましょう。

 

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