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化学品を委託製造する際のポイントや委託製造でおすすめ企業をご紹介

更新日:2022年1月26日

 

化学品の委託製造は、私たちの生活を身近で支えているため、慎重に選ぶ必要があります。販売する商品によって、優先する順序は異なりますが、最低限必ず守るべきポイントを紹介しています。化学業界は幅広いため、本記事を参考にしっかりとリサーチしましょう。

 

委託製造の特徴とは?

委託製造とは、公正取引委員会によって定められた下請代金支払遅延防止法(通称:下請法)の第2条で定義されています。

定義では、物品の販売または製造を行う事業者が、規格・品質・形状・デザイン・ブランドなどを細かく指定して、他の事業者に物品の製造や加工などを委託することです。

近年ではOEMとも呼ばれており、販売力を持っていながら、製造力を持っていない企業に製造の一部、あるいは製造に関する業務を委託することで販売に専念できます。

製造を行う際に発生する初期コストや、ランニングコストを委託製造先に肩代わりしてもらえるため、比較的低コストで業界に参入できます。

化学工場の設置には、化学品の研究施設や商品の加工工場など、商品化をする際にさまざまな機材を必要とします。

0から用意するのではなく、元々持っている工場に委託製造してもらうことで、コストの削減を行います。

また、販売やプロモーション活動など、重要な業務に専念できる特徴があります。

自社にしかできないような新しい化学商品の開発・企画業務に専念することで、自社の専門性を底上げする結果につながります。

自社のノウハウを効率よく育てることにつながるため、委託製造できる部分は、積極的に委託しようという動きが多く見受けられます。

 

委託製造 化学

 

化学の委託製造を行う時の選び方のポイント

委託製造を実施している業界は多岐にわたりますが、中でも化学分野での委託製造は特に専門性が求められる業界といえるでしょう。

そのため、委託製造を依頼する企業は、以下2点のポイントに注意しながら、慎重に行う必要があります。

 

  • 製造実績のある企業
  • 厳格な衛生管理/品質管理のある企業

 

安く契約できるからといって問題が発生してしまっては、取り返しが付かなくなる可能性を考慮しながら企業選びをしましょう。

 

製造実績のある企業

化学製品の委託製造先企業は、製造実績のある企業を選びましょう。

化学製品は、電子レンジや冷蔵庫といった機械製品や、飲み薬や健康サプリメントなどの医薬品、接着剤や洗剤などの日用品など、さまざまな製品が該当します。

一般的に日常生活で利用しない製品もありますが、多くの化学製品は私たちの生活で身近に使われています。

しかし、身近に使われている化学製品でも誤った使い方をすると危険な商品も多くあり、命を落とす事例も少なくありません。

そのため、購入する消費者が安全に利用できるように、製造実績が多数ある会社を選ぶことが重要といえます。

製造実績が多い企業ということは、多くの企業が委託製造先として選んでおり、化学商品が販売されているといえます。

リスク管理を徹底する意味でも、製造実績を公表している企業、また実績が多く評判がいい企業を選ぶことが、今後起こるかもしれない事故やリスクを未然に防ぐことにつながります。

 

厳格な衛生管理/品質管理のある企業

化学品の企業選びは、実績だけでなく厳格な衛生管理・品質管理を行っている企業を選ぶことが重要です。

化学製品は、温度や湿度などの状況や、想定される利用方法、想定されない利用方法の検証など、さまざまな検査・管理が行われる場合があります。

例えば、一般的なスマートフォンは0°C〜40℃を動作保証温度にしております。

つまり0℃から40℃の環境で使っている分には壊れることはありませんとメーカーが保証しているといえるでしょう。

しかし、現実では冬になれば気温がマイナスになることも珍しくなく、氷点下の屋外でスマホを使っても壊れることはないでしょう。

また、静岡県浜松市で記録された41.1℃の状況で、スマートフォンを使用しても恐らく壊れることはないでしょう。

では、実際にどのようにして、スマートフォンの動作保証温度を測るかというと、厳格な品質検査によって行われます。

品質検査の多くは、製品の限界を試す「HALT」と決められた条件下で検査を実施する「DVT」を用いて実施されます。

化学品は肌に触れたり、体内に摂取する製品もあるため、消費者が利用したときに問題が発生してしまっては遅いです。

製造実績のある企業でもお伝えしましたが、リスク管理を徹底する意味でも厳格な衛生管理・品質管理を行っている企業を選ぶことが、今後の事故やリスクを防ぐことにつながります。

 

化学 委託

化学の委託製造が出来るおすすめの企業をご紹介

化学品の委託製造ができる企業として、本記事では下記3社を紹介します。

 

  • 富士工業株式会社
  • 極東製薬工業株式会社 
  • 共栄社化学株式会社 

 

化学商品は分野が広いため、委託製造したい商品の種類によっておすすめできる企業は異なりますが、商品の種類がマッチしている場合、紹介する企業に委託製造を依頼してもよいでしょう。

また、本記事で紹介する企業以外でも、豊富な実績や徹底した衛生管理・品質管理を行っている企業も多いです。

委託企業のホームページや評判など、インターネットで調査を行ってから依頼するようにしましょう。

 

富士工業株式会社

富士工業株式会社は、主にレンジフードなどの空気循環を行う化学製品を得意とした企業です。

レンジフードとは、台所(キッチン)にある「換気扇」のことで、ガスコンロなどの火を使用する設備を設置した場合は、建築基準法第28条第3項で換気設備(換気扇等)を設けなければならないと定められています。

そのため、ほとんどの住宅での設置が義務付けられている製品を手がけています。

レンジフードは、フード・送風機・フィルターの3つに分かれており、それぞれが連携した働きをしています。

レンジフードだけでなく、空気清浄機や換気ライトなども手掛けており、1941年の創業以来、さまざまな実績と経験を積んでいます。

また、個別にフィルターやファンなどの部品も手がけているため、空気循環を主とした化学製品の委託先企業として、屈指の信頼度を誇っているでしょう。

極東製薬工業株式会社 

極東製薬工業株式会社は、臨床検査薬関連の総合メーカーとして、臨床検査試薬(体外診断用医薬品)、細菌検査用培地・試薬、医療用器材、細胞培養関連等のバイオ関連製品の製造・販売を行っている製薬会社です。

感染症をテーマとした研究を行っており、細胞培養用関連試薬、遺伝子検査製品、新規検出技術に基づくアッセイ系など、医療ニーズを見据えた開発にチャレンジしている特徴があります。

また、製品・サービスの価値を最大化する為のソース探索と確保に努め、サプライヤーとの公正な取引を推進おり、「早く、確実」に製品をお届けするために、物流管理を徹底しています。

製薬品の委託業務も請け負っているため、製薬会社の委託企業先として、ノウハウや実績が豊富な企業といえます。

共栄社化学株式会社 

共栄社化学株式会社は、クリーニング洗剤・金属工業用化学品・塗料添加剤・機能性モノマーの4つを事業フィールドにした、さまざまな化学製造を行っている企業です。

 

競泳化学株式会社のクリーニング事業は、石鹸製造から始まった技術力でクリーニング用洗剤、医療用手術器具から一般消費者向けOEM企画、製造釜用洗浄剤開発まで多様な産業に取り組んでいます。

モノマーとは、重合を行う際の基質のことで、共栄社化学株式会社のモノマーは改質機能が優れていると評判が高いです。

塗料や接着剤などの汎用製品や光(UV)硬化・熱硬化・反応性希釈剤から、現在私たちが着目している電子オプティカル関係の特色ある材料まで、幅広い分野で活用されている製品です。

自社で開発を行っている企業でもあり、開発・企画の手助けを行うODM事業も取り組んでいるため、委託製造が初めての方でも安心して委託できます。

 

まとめ

委託製造とは、公正取引委員会によって定められた下請代金支払遅延防止法(通称:下請法)の第2条で定義されており、近年ではOEMとも呼ばれています。

販売力を持っていながら、製造力を持っていない企業に製造の一部、あるいは製造に関する業務を委託することで販売に専念できる特徴があります。

化学製品の委託製造を行う際に選ぶポイントは2点です。

 

  • 製造実績のある企業
  • 厳格な衛生管理/品質管理のある企業

 

リスク管理を徹底する意味でも、製造実績を公表している企業、また実績が多く評判がいい企業と厳格な衛生管理・品質管理を行っている企業を選ぶことで、今後起こるかもしれない事故やリスクを未然に防ぐことにつながります。

本記事では、化学品の委託製造先として3社を紹介しました。

 

  • 富士工業株式会社
  • 極東製薬工業株式会社 
  • 共栄社化学株式会社

 

安いからという理由だけで判断するのではなく、委託企業のホームページや評判など、インターネットで調査を行ってから依頼するようにしましょう。

 

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