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D2Cビジネス情報
2022.5.16
【ECサイトの相場を解説!】ECサイト開設費用や料金相場を徹底解説!
D2C 料金相場

 

ECサイトの費用と相場とは?

ECサイトの費用とは、インターネットにECサイトを出現させるために発生する金額のことであり、ECサイトの構築にかかるおおよその金額が相場です。ECサイトの構築方法によってかかる費用が異なり、無料で始められるECサイトから500万円以上の費用がかかるECサイトもあります。
しかし構築費用の高いECサイトを選べば商品が売れる訳ではなく、最大限運用するには高い技術力をもった人材を何人も必要とする場合があります。反対に、構築費用の安いECサイトが悪いものではなく、簡単に運用できる場合が多いといえるでしょう。
構築費用によって異なるECサイトの特徴をしっかり抑えて、適切に運用していくことが最も大切です。

 

費用別のECサイトの特徴

d2c 料金相場

ECサイトは、構築費用によって下記のように種類が分かれます。

    • ・無料〜10万円以下の相場と特徴
    • ・10万円〜100万円以下の相場と特徴
    • ・100万円〜500万円以下の相場と特徴
    • ・500万円以上の相場と特徴

構築費用が安いECサイトや高いECサイトも特徴がまったく違うため、適切に運用していくことで効率よく運用できます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

無料〜10万円以下の相場と特徴

無料〜10万円以下の費用で構築できるECサイトは、ECモール型とASP型の2種類があります。
ECモール型とは、楽天やAmazonといった、ECショップが集まったプラットフォームで、商品を販売する方法です。
ASP型のECサイトは、インターネット上に用意されたECサイト用のテンプレートを使って、自分でECサイトを構築して販売する方法です。ECモール型もASP型も他社のプラットフォームを使っているため、サーバーのメンテナンスなどの管理がいらず、簡単に出店や構築を行えます。
また登録費用やシステム手数料、売上に応じた手数料は必要であるものの、特別な技術を必要としないため、初期コストやランニングコストも比較的安価です。一方で、ECサイトの中では比較的機能やシステムが制限されており、サイトデザインなどの自由度は低いといえます。
この相場では、自分でECサイトを構築する方法が一般的なため、とりあえず出店したい人やお試しで販売を開始したい方におすすめの方法といえるでしょう。

10万円〜100万円以下の相場と特徴

10万円〜100万円以下の費用で構築できるECサイトは、ASP型とオープンソース型の2種類です。
オープンソース型のECサイトとは、Web上に無料で公開されている「ソースコード」を使って、作成されたECサイトのことです。
既存のプラットフォームで販売するよりも、プログラムからECサイトを作成しているためある程度デザインに自由度が生まれ、ブランドコンセプトや世界観を表現できるECサイトが構築できます。
一方で、プログラミングやトラブル解決など高い知識や技術力が必要であり、全て自己責任で行う必要があるため注意しましょう。いろいろ要望を出したい人にとっては、自由度が低いと感じる場合はあります。
しかし、簡単にデザイン性を持たせたECサイトを中小規模の制作会社に依頼する場合は、最もおすすめの相場といえるでしょう。

100万円〜500万円以下の相場と特徴

100万円〜500万円以下の費用では、オープンソース型、パッケージ型、フルスクラッチ型の3種類で選べます。
パッケージ型は、有料で販売されているECサイト構築ソフトを購入して利用する方法です。
またフルスクラッチ型は、0の状態からECサイトを構築する方法です。
初期費用が高くなっている分、既存システムとの連携や機能のカスタマイズなど、ECサイトとしての自由度はかなり高いです。
一方で、より高度な知識やスキルを必要とするほか、メンテナンス費用やバージョンアップ費用など、さまざまなコストがかかります。
それでも相場でみても、比較的自由なスタイルでECサイトを運営できるため、多少お金をかけてでもカスタマイズ性を重視したECサイトを使いたい方に、おすすめの方法といえるでしょう。

500万円以上の相場と特徴

500万円以上の費用では、オープンソース型、パッケージ型、フルスクラッチ型の3種類で選べます。
500万円以下のECサイトより自由なカスタマイズを可能にしたECサイトが作成できます。
そのため自分の理想とするECサイトを作成することができ、独自性の高いECサイトの運営を発揮しながら制作会社のサポートを受けられます。国内だけでなく世界に向けた、本格的なEC事業を行う方におすすめの方法といえるでしょう。

 

各ECツールの公式制作料金

本記事では、3つの各ECツールの公式制作料金を紹介しています。

  • ・カラーミーショップの制作料金
  • ・EC-CUBEの制作料金
  • ・Shopifyの制作料金

ECツールを公開・販売している企業の中にはECサイトの制作を代行する公式パートナーを紹介しており、ECサイトの運営をサポートしてくれます。
「ECサイトを運営してみたいけど自分だけじゃ不安」という方や「できればプロにECサイトの開設・制作を行ってほしい」という方は、ぜひ参考にしてください。

カラーミーショップの制作料金

カラーミーショップは、初期費用・月額費用ともに0円から始められるネットショップ作成サービスです。
80種類以上のテンプレートを用意しており、事業成長に応じて対応できる3種類の有料プランを利用できます。
そんなカラーミーショップの制作依頼は、レギュラープランとラージプランの2種類を用意しています。

フリープランもあるので、ノーリスクでまずは試してみたいという方はフリープランを試してみるのも良いかもしれません。

ちょっとだけカスタマイズしたいという要望や自分でできなかった設定を行ってほしい方、ネットショップとしておしゃれなデザインをしたい人の希望を叶えてくれるでしょう。オンラインセミナーの開催や導入手順コンテンツなど、サポートも充実しているので、ECサイトを開業したい方はカラーミーショップから始めてみるとよいかもしれません。

EC-CUBEの制作料金

EC-CUBEは、ECサイトパッケージを無料で公開しているネットショップ開業サービスです。ECサイトの標準的な機能を揃えたものを利用するだけなら無料で利用が可能なため、多くの企業で導入されている実績豊富なサービスです。
また多少の手間と知識を必要としますが、カスタマイズ性も高いのが特徴であり、インターネット上に多くの役立つ記事が公開されているため、効率的な導入が行えるでしょう。
EC-CUBEは、分かりやすく公式パートナー企業を紹介しており、自社コンセプトにあわせた制作会社選びの導線を用意しています。制作会社によって費用や得意領域は異なりますが、自社ECサイトの魅力をアピールするためにもまずは気軽に相談してみましょう。

Shopifyの制作料金


Shopifyとは、ECサイトの開発や運営をサポートするプラットフォームです。
Shopifyでアカウントを開設し、管理画面の設定を行うだけでネットショップを開業できるお手軽さが最大の魅力です。
サブスクリプションサービスなので最低でも月額29ドル必要ですが、それでも初期コストは比較的安いといえるでしょう。
またShopify公式パートナー紹介ページには、制作代行だけでなくWebマーケターやデザイナーがいます。
ECサイトの弱点や強みを活かして効率的に運営したい方は、Shopifyのサービスがおすすめといえます。

 

ECサイト 相場:まとめ

d2c 調査
ECサイトの費用とは、インターネットにECサイトを出現させるために発生する金額のことであり、ECサイトの開設にかかるおおよその金額が相場です。費用ごとの区分は下記の通りです。

  • ・無料〜10万円以下の相場と特徴
  • ・10万円〜100万円以下の相場と特徴
  • ・100万円〜500万円以下の相場と特徴
  • ・500万円以上の相場と特徴

ECサイトを効率的に運用するためにも、それぞれメリットや最適な運用方法をしっかりと理解しておきましょう。また本記事では、下記3つの各ECツールの公式制作料金を紹介しています。

  • ・カラーミーショップの制作料金
  • ・EC-CUBEの制作料金
  • ・Shopifyの制作料金

ECツールをサービスとして展開しており、実績豊富な企業の公式パートナーがECサイトの開設を手伝ってくれるので、ECサイト初心者の方や不安な方は利用するといいでしょう。
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