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D2Cビジネス情報
2022.11.9
【初心者必見】D2Cの支援サービスについて徹底解説!
D2C 支援

 

D2Cは注目のマーケティング術ですが、いきなりD2Cをと思っても何をすべきなのか分からないのも事実。そこで支援サービスです。D2Cにもまた、支援サービスが登場していますので、D2Cをと考えているのであれば、支援サービスを受けてみるのも良いでしょう。そこで今回は、D2Cの支援サービスについてをご紹介します。支援サービスもまた、多々登場していますので支援サービスは何かを理解するだけではなく、どの支援サービスを利用するのかまで考える必要がありますので、その点についても解説していきましょう。

D2Cとは?

D2C 頭文字

D2Cとは何か。まずはこの点から理解する必要があります。

D2Cとはインターネット時代に大きな注目を集めているマーケティング術です。Direct to Consumerの頭文字から「D2C」と名付けられた手法は、かつてのように物を売るだけではなく、会社のファンを育てる手法です。そのために、顧客と直接触れ合うことがD2Cの肝です。

かつて商品を販売するのは小売店・販売店の役目でした。メーカーにとっては、あくまでも開発・製造がお仕事でした。つまり、消費者と直接やり取りすることはありませんでした。

消費者とやり取りするのはあくまでも小売店・販売店。メーカーは小売店や販売店、あるいはその間に入る卸売りに開発・製造した製品を流すのみでした。

これは決して開発メーカーの怠慢ではなく、かつてはそれが当たり前でした。なぜならインターネットがなかったからです。

そのため、役割分担するかのような形が出来上がっていたのですが、インターネットの登場、さらにはWEBサービスの拡充によって開発メーカーもホームページやECサイトを保有し、消費者に直接販売することが可能になりました。

そこで生まれたのがD2Cです。ECサイトや自社サイトを保有し、消費者に直接宣伝・販売を行います。小売店・販売店を通す必要がない点に加え、直接やり取りするので消費者のニーズを把握できます。また、一度購入してくれた顧客とは継続的にコミュニケーションを取ることで、リピーターへ育てることもできます。従来のように、小売店・販売店、あるいは卸業者に商品を流すだけでは得られなかったデータの取得や販売戦略が可能な点こそ、D2Cが大きな注目を集めている理由です。これまでできなかった手法という点はもちろんですが、これまで得ることができなかったデータの取得が可能な点がD2Cのメリットの一つです。

消費者と直接向き合いますので、消費者が何を求めているのかを把握するだけではなく、消費者の動向を探ったり、あるいはメルマガを配信することで自社のコンセプトを理解してもらったりなど、「売る」だけではなく、売るためのプロセスにもこだわり、販売を通して自社のファンに育てることこそD2Cの意義です。

裏を返せば、「D2C」は顧客と直接取引を行う点を指しているもので、購入してもらうための施策は多種多様です。これからD2Cをと考えている場合、D2Cをすべきか否かだけではなく、「どのようなD2Cを」実践するのかまで考慮する必要があります。

D2Cブランド向けの支援サービスおすすめ3選

D2Cの支援サービスは多々あります。それぞれ特徴が異なりますが、特におすすめのブランドを3つほどご紹介しましょう。

・Apollo D2C

Apollo D2CはD2Cはもちろんですが、EC基幹システムも提供します。

担当コンサルタントのスキルをメンバー、ディレクター、プロデューサーの3種類に分類。OEM選定やD2C立ち上げ支援、ショップ運営代行や施策設計・実行を行います。

これまでに数十の自社ブランドの立ち上げに携わってきた実績から、D2Cの支援サービスも開始。広告代理店経験者、国内最大手SI企業経験者、基幹システム設計経験者、さらには公認会計士や弁護士が在籍するなど質の高いスタッフが在籍している支援サービスです。

これまでの実績はもちろんですが、様々な業界を渡り歩いてきたスタッフがいることから、未来・トレンド予想等にも長けています。

・D2C With.

D2Cブランドの立ち上げをワンストップで支援するD2C With.。

これまでにも複数のD2Cブランド立ち上げに携わってきた経験を持ち、アイディアの実現はもちろんですが、漠然としたイメージを具現化することも可能です。

また、分からないことに対してピンポイントでサポートを行える点も強みです。例えば「オンラインストアでの販売方法が分からない」「在庫の保管方法分からない」といった悩みに対して、具体的な施策を提案。

YouTuberヒカル、柴田紗希、声優の伊藤彩沙といった著名人のD2Cブランド立ち上げに携わってきた実績があります。

・FRACTA

「ブランドを未来の文化へ」をキャッチフレーズに掲げているFRACTA。

トータルブランディングパートナーとして、D2Cの支援サービスも内包しています。

ブランドの構想段階から運用、成長や展開などの支援だけではなく、D2Cを含めたブランド展開の教育を行うBranding Camp、一緒にプロジェクトを伴走する形となるOne by One。そしてノウハウを授けるStar Trackerなどいくつかの支援サービスを用意しています。

これまで民間業者だけではなく行政のブランディングにも携わった実績があります。特に山口県宇部市のリブランディングに携わったことがFRACTAを一躍有名にさせました。

また、民間事業者に関してもアパレルからお酒、インテリア、時計、百貨店等幅広い産業のD2Cに携わっています。

D2Cの支援サービスを見極める3つのポイント

D2C 小売

D2Cの支援サービスは多々あることが分かっていただけたのではないでしょうか。

つまり、もしもD2Cの支援サービスを受けるのであれば、どのような支援サービスを受けるのかを決める必要もあります。

そこで自社のD2Cを委ねる支援サービスの見極め方についても解説していきましょう。

・幅広い領域での支援

支援サービスの、支援領域は必ず確認しておきましょう。

支援領域が広ければ広いほど、D2Cの成功の可能性は高まります。

例えばですがメルマガのみしか支援しない、あるいは特定ジャンルのみしか支援できない支援サービスを利用した場合、自社のD2Cの範囲も限られてしまいます。

一方、支援の領域が広ければ広いほど、多種多様なD2Cを仕掛けることができますので、選択肢も豊富なら成功の可能性も高めてくれます。

支援領域に関しては支援サービスによって異なりますので、支援サービスを選ぶ際には、支援範囲・領域も必ず確認してきましょう。この点は支援サービスによって異なる部分で、両機そのものは決して広くはないものの、特定領域では大きな存在感を放っている、いわば「狭く深く」な支援サービスもあれば、幅広い領域での支援サービスを行っているものの、どの領域に於いても深くはないサービスを提供している場合があります。

この点に関しては他の支援サービスとの比較はもちろんですが、自社にマッチしているのかが重要になりますので、支援サービスを選ぶ際には、寺社の目標を明確にしておくことも大切です。

・経営目線と実績を踏まえたサービス提供

D2Cの支援サービスとは、決して机上の空論ではありません。

支援サービスが提供する支援は、支援サービスによって異なるとお伝えしましたが、既に実践して成果を上げているサービスなのか、あるいはメソッドとして打ち出しているものの、まだ実例はないのかで説得力は大きく異なります。

さらには支援サービスがしっかりと自社の経営を考えてくれているのかも重要です。「支援が目的なので利益が出なくとも知りません」なスタンスの支援サービスと「一緒に成長しましょう」というスタンスの支援サービス。どちらの方が良いかは言うまでもありません。

つまり、経営目線をしっかりと考えてくれているのかも重要です。自社の予算規模や人員を無視した支援サービスを提案してくるような支援サービスは、残念ながら控えた方が良いでしょう。逆に自社のリソースを踏まえ、適切な支援サービスを提案してくれる会社は、今後も良い付き合いが期待できます。

・プロ人材のアサイン

支援サービスが実際に支援を行う際、支援サービスのスタッフが担当してくれることになりますが、そのスタッフの力量も重要です。

どれだけ素晴らしい提案を行ってくれたとしても、実践するスタッフが経験不足だったり、あるいは必要な能力を有していなければ支援サービスの効果も低下してしまいます。しかしプロ人材であれば、支援サービスが提供するサービスをしっかりとこなし、自社の理想を叶えてくれることでしょう。

つまり、担当する人材も重要です。

また、大きな支援サービスの場合、優秀な人材もいればそうではない人材もいますので、アサインする人材を選べるのかも大切です。

実績があり、かつ素晴らしい支援を提案してくれたので依頼したものの、新人、あるいは結果を出していない実績の乏しい社員が担当することになってしまった…では、効果的な支援を受けることはできません。

D2Cへの理解はもちろんですが、どれだけの力量を持つスタッフが自社を担当するのか。そもそもプロ人材はいるのか。この点も判断材料となります。

まとめ

D2C 流通

D2Cの支援サービスについて解説させていただきました。D2Cの支援サービスは多々ありますので、支援サービスを受けるのであれば、どの支援サービスを選ぶのかが大切なポイントです。そこで何よりも重要になるのが自社との親和性です。自社が求める物を提供してくれるのか。あるいは求めるものにプラスアルファで何らかの魅力があるのか。それらを踏まえ、信頼できる支援サービスを選ぶことが大切です。